操作方法

遠隔運転

本装置を建機に搭載し、始業前調整・点検、そして安全確認の全てが完了した後、遠隔操作を行います。本操作では、ジョイスティックの操作方向と同一方向にロボットが建機レバーを動かします。コントローラにより操作方式は変更されませんので、事前に建機の操作方式をご確認の上ご使用下さい。

  • コントローラ・ロボットの電源をONにする(表示灯の緑ライトが点灯(通信状態))

  • コントローラの液晶ディスプレイの数値が適正範囲内かを確認する

  • イグニッションをONにする(表示灯の黄色ライトが点灯)

  • インターロックをONにする

  • 建機用イグニッションスイッチを一番右まで回し、エンジンを始動させる

操作方法 (エンジン始動まで)

  • コントローラ・ロボットの電源をONにする(表示灯の緑ライトが点灯(通信状態))

  • コントローラの液晶ディスプレイの数値が適正範囲内かを確認する

  • イグニッションをONにする(表示灯の黄色ライトが点灯)

  • インターロックをONにする

  • 建機用イグニッションスイッチを一番右まで回し、エンジンを始動させる

初期設定

中立設定

本機能は、建機レバーの中立位置をロボットハンドの原点位置として記憶させます。
ロボットの設置位置が建機の中心位置に対して、多少のズレが生じても
修正させることができます。

傾斜角設定

ロボット内蔵のセンサにより建機の傾斜角を検出し、液晶ディスプレイに表示します。
本設定では、建機にロボットを搭載後、ロボットの現状角度を初期角度(傾斜0°)として記憶する方法を説明します。当表示は、3軸加速度センサの信号から算出した傾斜角を表示しています。従って、数値はあくまで目安としてご参照下さい。※設定は建機が平坦な場所にあるところで行って下さい。

操作設定

微細モード

微細な作業を行う際、レバー操作に対するロボットの動作量を小さくします。「微細モードボタン」を長押し(3秒)すると、モニター上部に「ビサイモード」と表示され、ジョイスティック角度に対するロボットアーム先端の押出し量が1/2になります。本機能は、感度調整機能の全てのモードに適用されます。

感度調整機能

感度調整ダイヤルを切り替えることで、操作性を調整することができます。

トリム機能

コントローラ側からロボットハンドの原点位置を補正します。
一度に1 軸のみしか補正できません。

TOP