設置方法

アクティブロボSAMの設置方法を説明いたします。

部品構成

配線関係の接続

※建機によってカプラーなどの配線接続が異なります

1. 接続作業前

接続作業前にバッテリーの電源スイッチをOFFにします

2. バッテリーケーブル接続

端子カバーをめくり、ターミナルのナットを一度取り外します
ボトルにケーブル端子を通し、再びナットを取り付けます

注意
+ーを誤って逆方向に取り付けないようにご注意ください。
感電の危険やロボットが損傷する可能性があります。

3. インターロックケーブル接続

油圧ショベルに繋がっているインターロック用カプラーを取り外し
本専用のカプラーに接続

4. イグニッションケーブル接続

座席右側の作業レバーのカバーを取り外し、
エンジン系統の信号線に本専用ケーブルを追加で接続

警告
キーシリンダに鍵を挿入後、イグニッションをONにしないで下さい
コントローラからの非常停止が効かなくなります

ロボットの搭載

1. マウントフレームを搭載

座席を後部までスライドさせマウントフレームを座席に乗せる
※バネサスペンション付きの座席は最大限固く調整しロボットが
揺動しないようにしてください

固定用バンドでマウントフレームと座席を固定する

マウントフレームと背もたれに隙間ができないように
しっかりと締める

2. 作業アーム搭載

作業アームをマウントフレームの差込口に挿入し
パッキン錠を下ろし固定する

電気信号線→コネクタに従い、キー溝を合わせて接続
エアホース→端部のワンタッチ継手を差込口にカチッと
音が鳴るまで差込み接続

ロボットバンドを作業レバーに接続する
レバーの取り付け角と水平になるように接続

3. 固定装置の設置

軸棒をロボット本体上部の差込口に挿入する
突き当たるところまで挿入したらノブを回し固定

窓レールに固定装置を突っ張るように入れて蝶ナットを締める

軸棒と差込口の角度が合わない場合は座席角度を調整してください

4. 走行アーム搭載

走行アームのバーを作業アームの差込口に挿入し固定する

電気信号線→コネクタに従い、キー溝を合わせて接続
エアホース→端部のワンタッチ継手を差込口にカチッと
音が鳴るまで差込み接続

ロボットハンドを作業レバーに接続する

5. 表示灯・アンテナ設置/配線接続

ギャブ上部に表示灯を固定する
接地面はビード等を回避し、マグネットの接着面が十分に確保できる位置に
取り付けてください。振動により落下する可能性があります

表示灯の配線ケーブルをロボット本体に接続する

電装系ケーブル(電源・イグニッション・インターロックアクセスコントロール等)を
ロボットのコントロールBOXに接続する

ロボットの搭載

1. 作業アーム位置調整

ロボットハンドをレバーに接続させた状態で行う

作業アームの前後方向と肩部が垂直になるよう
座席と作業アームの距離を調整

座席右奥の調整レバーを上げることで作業レバーと背もたれの距離を調整

作業アームの左右方向と肩部が垂直になるように調整

ロックを解除し、肩幅をスライドさせる

2. 作業アーム位置調整(走行バー調整)

ロボットハンドをレバーに接続させた状態で行う

走行アームと肩部が垂直になるように走行バーを調整

ロックを解除し、走行レバーをスライドさせる

3. 中立設定

ロボット(コントロールBOX)とコントローラの電源をONにする

通信状態となりコンプレッサが始動する

中立ボタンを長押し(3秒)

全人工筋肉の空気を排気

アームフリー状態で建機レバーをニュートラル位置に合わせる

中立設定ボタンを押す

全人工筋肉に空気を供給

4.傾斜角の初期化

モニターに表示される現在の傾斜角から設定変更を選択

←↑(左)→↓(右)選択ボタンで選び

中立設定ボタンを押す

全人工筋肉の空気を排気

現状角度を初期角度として記憶

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